将来自分が介護される側になった時のために、脱毛をしておくという考えがもう一般化しつつあります。
家族や施設の方にオムツを変えてもらったり、お風呂に入れてもらう立場になったとしたら…。
臭いや衛生面で、余計な苦労をかけたくはありませんよね。
若い時からムダ毛を処理しておけば、恥ずかしい思いや申し訳ない思いを軽減できます。
嫌われたら元もこうもない!!
介護脱毛のアンケートで「介護脱毛をしたいですか?」のアンケートでは2017年1月では全体の23%でしたが2年後の2019年8月では53.9%も需要が高まっています。
その伸びはプラス30.9%と約2.4倍も増えています。
介護脱毛への関心の高さがアンケート結果にも表れており、今後ますます需要度が高まり、常識化されると思われます。
まったく手入れされていないアンダーヘアは介護する上で邪魔になります。
実際に介護経験のある方にアンケート調査をいた結果、全体の70.3%もの方が「アンダーヘアがあると排泄介助がしにくい」と答えています。
とくに軟便・下痢便の時は陰毛に便が付着し、陰部洗浄をしてもなかなかキレイに拭き取れません。
アンダーヘアーの部分に便が残ってしまうと皮膚がかぶれてしまったり、毛から匂いがして臭くなったりと、不潔になって衛生的にもよくありません。
毛が絡み便が取りずらい。皮膚の発疹などが見ずらい。軟膏などで処置をしずらいなどと言ったことにもなります。
アンダーヘアは太くてちぢれている毛なので、汚れが付着しやすく、便が付着するととても不潔です。また、汚れを取りにくいですし、ゴシゴシしていると介護者様からクレームになり、人間関係トラブルのもとにもなりかねません。
介護脱毛を希望する女性が増えている背景には「介護する人の負担を少しでも減らしたい」思いやりの気持ちや「介護士に嫌われたくない」などと言ったことが影響しています。
介護脱毛の主なメリットは介護する側の負担軽減・介護される側の衛生面向上にあります。
【 排泄介助がしやすい 】
介護脱毛すると排泄介助がしやすい
年齢を重ねるとオムツが必要になる、トイレには行けても拭き取りがうまくできなくなる、など排泄介助が必要になる方がいます。
小さな赤ちゃんと違って、大人の排泄介助は介護する側にとって大きな負担。しかし介護脱毛で局部周辺のムダ毛が無くなれば大幅に負担を軽減できます。
アンダーヘアに排泄物が絡まらなくなるためスムーズにオムツ交換ができる
トイレで排泄した後の拭き取りも容易になる。
介護される方にとってはスムーズにオムツ交換できる分、相手に対する申し訳なさ・恥ずかしさが軽くなるメリットや体の負担軽減にもつながります。
【 介護脱毛は肌トラブルの予防になる 】
オムツ着用での生活になると排泄時に、オムツの中で尿や便がアンダーヘアに絡まります。
アンダーヘアにこびりついた汚れは落ちにくく、何度もゴシゴシ拭くうちに肌が傷つき、ただれてしまう恐れがあるのです。
年齢を重ねると肌の回復力も衰えるので1度肌トラブルを起こしてしまうと症状が長期化したり、悪化する可能性もあります。
しかし介護脱毛しておけばアンダーヘアに排泄物は絡まることはありませんので、何度もゴシゴシ拭く必要も無く肌トラブルの予防になります。
【 介護脱毛すると衛生的によい 】
アンダーヘアがあると排泄物の汚れが目視しづらく、汚れや排泄物が残りやすくなります。
その残った汚れなどが原因で感染症を引き起こす恐れがあるのです。
不衛生な状態がつづくと雑菌が繁殖し臭いの原因になるばかりか、病気の原因にもなりかねません。
そのため介護脱毛であらかじめアンダーヘアを処理し、衛生的な状態を保ちやすくしておくのが重要なのです。
また下着の蒸れ・痒みの予防にもなるので自分自身が快適に過ごせるメリットもあるのでは山の介護脱毛をお勧めします。
白髪があると脱毛はできないのは本当?
気になるのは、脱毛は白髪になるとできないのか? ということ。アンダーヘアに白髪が混じっている場合は脱毛はできるのだろうか?
医療脱毛もしかり、美用脱毛も毛根のメラニンに反応(他の脱毛機はバルジに反応)するので、白い毛には反応しにくく、介護脱毛を希望されるなら、白い毛が増える前をおすすめします。
「思い立ったら吉日」一日も早い脱毛をお勧めいたします。
ただし、白髪が混じっていて多少残ってしまったとしてもご本人が気にされなければ問題ないと思いますよ。
介護を経験して、介護される人、介護する人、双方にメリットが大きいVIO脱毛をした60代の女性は「「思いのほか快適で、もっと早くしておけば良かった」という感想もあります。